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SI-CATとは

ご挨拶

 SI-CATプログラムディレクターの三上正男です。木村富士男先生よりバトンを引き継ぎ、2018年11月からPDを仰せつかることになりました。
 木村先生には約三年半にわたりSI-CATプログラムの推進役として大きな役割を果たしていただきました。これからはより自由なお立場で、ご健康の許す限り各種集会等へご参加いただき、引き続き助言を賜りたいと思っています。
 さて、SI-CATもプログラム後半を迎えています。SI-CATが立ち上がった当初に比較し、これまで経験したことのないような大規模な大雨や記録破りの猛暑が頻発するようになっており、気候変動適応のための技術開発を進めることが地方自治体等に強く求められる様になってきました。気候変動適応法の施行もあり、地域社会における温暖化への適応をどう進めるのか?、この緊急の課題に対する具体的スキームが今まさに求められています。
 こうした期待と課題にSI-CATが応えるためには、これまでSI-CATで積み上げてきた技術開発機関、社会実装機関、モデル自治体ならびにニーズ自治体の各コンポーネントにおける成果を取りまとめる事は勿論のこととして、さらにはSI-CATのコアを成すとも言える様々な課題・分野における地域の温暖化適応策の具体的例示を作り出し、それを広く社会に伝えていく事が何よりも必要です。
 しかし、これは我が国ではほとんど経験のない、しかし今を生きる私たちの世代にはきわめて必要とされる課題です。私たちのSI-CATがこの社会からの期待に答をお返し出来るよう、微力ではございますが、皆様と一緒に力を尽くしたいと思っております。

概要

 気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT: Social Implementation Program on Climate Change Adaptation Technology)は、日本全国の地方自治体等が行う気候変動対応策の検討・策定に汎用的に生かされるような信頼性の高い近未来の気候変動予測技術や気候変動影響に対する適応策の効果の評価を可能とする技術を開発します。

 また、シーズ・ニーズ一体の開発を通じた社会実装の確実な実現を図る事業を実施し、気候変動に伴って増加する極端気象現象(猛暑や豪雨)等への自治体による地域特性に応じた適応策の導入を支援します。

目的・体制等

 気候変動の脅威から住民の安全や資産を守るため、国家プロジェクトとして地球科学、社会科学・人文学等の研究者と自治体関係者等と協力して将来必要となる適応策を見いだし、そのための技術開発を実施します。

 また、気候変動に適応するための様々なニーズを着実にくみ取り、自治体が作成する適応計画や企業における新ビジネスの創出に貢献します。

PD・SPD・AD一覧

氏名(敬称略)所属
PD
1三上 正男(一財)気象業務支援センター 参与
サブPD
1栗栖 聖東京大学大学院 工学系研究科 准教授
アドバイザー(五十音順)
1太田 俊二早稲田大学 人間科学学術院 教授
2沖 大幹東京大学 生産技術研究所 教授
3片谷 教孝桜美林大学 教授
4河原崎 里子国立研究開発法人科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター 研究員
5神田 学東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工系 地球環境共創コース 教授
6木村 富士男筑波大学 名誉教授
7住 明正東京大学高等研究所サスティナビリティ学連携研究機構 特任教授
8中北 英一京都大学防災研究所 気象・水象災害研究部門 教授
9二宮 正士東京大学大学院 農学生命科学研究科 特任教授
10堀江 武京都大学名誉教授 農研機構フェロー
11本郷 尚株式会社 三井物産戦略研究所 国際情報部 シニア研究フェロー
12松下 和夫京都大学 名誉教授
13松本 好司元 広島県総務局経営企画チーム 経営企画アドバイザー
14三村 信男茨城大学 学長

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